ウフギー自然館

最近のやんばる 〜フォトギャラリー〜   1・2 ・3

四季おりおりに入れ替わる風景や生きものたちをご紹介する、「最近のやんばる」に掲載した写真をこちらにストックしていきますのでご覧下さい。        ※写真の無断転載はご遠慮下さい。

2015.10.20更新   2015.12.2更新   2016.1.8更新
         
リュウキュウアサギマダラと
ヌマダイコン
(マダラチョウ科・キク科)
  リュウキュウアカガエル
(アカガエル科)
  シロハラ
(ヒタキ科)
方言:クワックァラー
朝晩の気温が随分と涼しくなり、渡り鳥のサシバの声が賑やかになって秋めいてきました。森では秋に咲くヌマダイコンの花に沢山のチョウが吸蜜にやってきています。浅黄色が名前の由来。水玉模様がとても美しいですね。
 
オオシマゼミの大合唱が聞こえなくなり、冬の肌寒さを感じるようになりました。夜の森にはイシカワガエルの声が響いています。リュウキュウアカガエルも冬に繁殖しますが、ある一晩だけ森にある池に集まって集団で繁殖します。やんばるの森の不思議の一つ。
 
明けましておめでとうございます。一年の始まりであり、最も寒い1月が始まりました。センター前のセンダンの実も黄色く熟し、たくさんの鳥たちのごちそうになっています。一番賑やかなのはシロハラ。大きな口でつるっと一飲みで食べてしまいます。
2015.8.7更新   2015.8.20更新   2015.9.8更新
         
マダラコオロギの幼虫
(マツムシ科)
  ダイトウクダマキモドキ
(ツユムシ科)
  マダラコオロギの成虫
(マツムシ科)
最近のやんばるの森では、マダラコオロギの幼虫達がたくさん見られるようになってきました。夏の終わりに最後の脱皮をして成虫になると、今の地味な色合いから、鮮やかな黄色の模様へ変化します。クワズイモや、様々な植物を食べます。
 
やんばるの夏の夜の森は、鳴く虫達の歌声でとっても賑やかです。葉っぱの上をよく見てみると、緑色のツユムシの仲間が乗っています。背中に一本の黄色い線があるのはダイトウクダマキモドキ。シュッ、シュッと控えめな声で鳴きます。
 
8月7日に紹介したマダラコオロギの成虫がたくさん見られるようになってきました。黄色の模様が何ともオシャレ?翅の最後に横長の模様があるのがオス。メスはありません。名前はコオロギですが、正確にはマツムシの仲間です。
2015.3.4更新   2015.5.8更新   2015.6.19更新
     
シマキツネノボタン
(キンポウゲ科)
方言:ハチグミグワァー
  サンコタケ
( アカカゴタケ科)
  アカギカメムシの脱皮
( キンカメムシ科)
ウフギー自然館前の芝生では、2月頃から可愛い春の草花が咲き始めています。シマキツネノボタンは、黄色い花を咲かせた後に、沖縄のお菓子“ハチグミ”のような実をつけることから方言名がついています。皆さんも小さな春を探してみてね。
 
鮮やかなオレンジ色で、まるで3本の指が出てきたような珍しい形のキノコ!名前の由来は、煩悩を払うとされる仏具の 「さんこしょ(三鈷杵)」 からきているそうです。爪の内側についている黒褐色の液体(クレバ )の臭いでハエを呼び寄せて胞子を拡散させます。
  成虫になると全長2cmにもなる大型のカメムシ。アカメガシワの葉上などで大集団を作ることがありますが、近年その機会も少なくなっているようです。真夏に産卵し、メスは卵が孵化するまでお世話をする“子守り虫”としても有名。(成虫写真)
2014.11.5更新   2015.1.5更新   2015.2.25更新
         
アオスジコシブトハナバチ
(コシブトハナバチ科)
  ヘツカリンドウ
(リンドウ科)
  サツマイナモリ
(アカネ科)
やんばるの森を抜ける道を歩くと、サキシマフヨウの淡いピンクの花たちがふわっとやさしく咲いている光景が広がります。花の蜜を吸いに集まる生き物たちの中に、お尻の水色が美しいハナバチがいました。
 
亜熱帯とはいえ、大分冷え込むやんばるの森。12〜1月までちょっと変わったデザインの花に出会えます。色合いや花弁の数のバリエーションが豊富。あなたのお気に入りの一輪の花を探してみてはいかが?写真2
 
冬に咲く森の花の一つ。肌寒い森を歩くと、ちょっと湿った薄暗い林床に、白いラッパのような花が咲いています。関東以南〜沖縄で見る事が出来ます。
2014.7.4更新   2014.8.19更新   2014.9.2更新
       
クロイワニイニイ
(セミ科)
  リュウキュウアブラゼミ
(セミ科)
方言名:ナービカチカチ
  ショウロウクサギ
(クマツヅラ科)
梅雨明けしたと同時に夏らしい日差しになってきました。梅雨明け間近から、セミたちが夏の到来を待ち遠しく賑やかに鳴いていました。みなさんの周りではどんなセミの鳴き声が聞こえてきますか?
  ジワワワワジー!っという独特のリズムを奏でる茶色のセミ。 本州のアブラゼミと似ていますが、鳴き声が全く違い、別の種類に分けられています。 方言名の由来は、お鍋をたわしで擦り洗っている音と似ているから。 夏も後半!セミの元気に負けないように乗り切りましょう!  
白い花が満開になると、独特の甘い香りが漂い、様々なチョウが蜜をすいに訪れます。花は7〜10月が見ごろ。葉っぱをちぎってみると、葉にも独特な香りがあるので、「クサギ」という名前がついています。葉は天ぷらで食べられ、実は草木染に使えます。
2014.5.12更新   2014.6.3更新   2014.6.25更新
         
リュウキュウヤマガメ
(イシガメ科)
  アオノクマタケラン
(ショウガ科)
  オキナワヘリグロツユムシ
(ツユムシ科)
やんばるの森に生息する唯一の在来のカメ。5月の森で卵から出てきたばかりの小さな個体と出会いました。甲羅の大きさはまだ4pほど。大人になると15pになります。大人になるまで長い年月がかかると言われています。ロードキルの多い時期、みなさんもどうか運転にはお気をつけて。
 
しっとり梅雨に濡れながら、白地に桃色のすじを引いた花が見ごろを迎えています。ムーチーを包む葉でよく知られるゲットウに近い仲間。やんばる北部ではこの葉で進む風習がある集落もあり、ゲットウのような強い香りはありません。花から伸びた像の鼻のようなものはおしべとめしべ。面白い形をしています。夏の終わりごろに熟す実もカラフルで面白い!(実の写真
 
なかなか終わらない長い梅雨空ですが、森の生き物たちは着々と夏へと移り変わっています。耳を澄ますと昼はセミの大合唱。夜はツユムシやマツムシの仲間がにぎやかに美しい音色を奏でています。梅雨前は小さなツユムシの子供たちが葉っぱの上で休んでいましたが、今ではこんなに立派な体になりました。羽のふちが黒いのが特徴のヘリグロツユムシさんです。
2014.3.19更新   2014.4.01更新   2014.4.22更新
         
ハマボッス
(サクラソウ科)
  シマグワ
(クワ科)
  オキナワルリチラシ
(マダラガ科)
星のような白くて可愛い花を丸く輪を描くように咲かせる2年草。
葉っぱも肉厚でつやつや。北海道からなんとオーストラリアまでの海岸沿いで見ることが出来ます。沖縄では3~4月に花が咲きます。
 
やんばるの美味しい春のお楽しみは、野いちごや甘ーい桑の実を食べること。あちらこちらで熟した実を見かけるようになりました。内地の桑の実は年に1回しか実がつきませんが、沖縄ではなんと春と秋の2回つきます。
  ムシャムシャ…ムシャムシャ…。新緑も落ち着いてきたやんばるの森の若葉では色々なイモ虫がお食事中。オレンジ色のぷよぷよしたこのイモムシ。成虫になると、とっても美しい姿に成長します。みなさんも、色んなイモ虫探してみてね!(成虫写真
2014.1.20更新   2014.1.24更新   2014.2.17更新
        
チョウゲンボウ♀
(ハナブサ科)
  キイレツチトリモチ
(ツチトリモチ科)
  アオバナハイノキ
(ハイノキ科)
冬鳥として飛来し、田畑などの開けた場所の高い所からでバッタや小鳥を獲物に狙います。やんばるはちょうどサトウキビ収穫期。逃げ出すバッタを真剣に探しているところが見られます。
 
キノコ?と思ってしまいそうな形ですが、実は植物。 ハマヒサカキ などの根っこから栄養をもらって生きています。茶色い水玉模様は雄花が咲いた跡です。不思議な植物探してみてね!
 
柔らかい日差しが当たるやんばるの森に、優しい薄紫色のきれいな花が咲いています。今年は昨年よりも咲いている木を見かけます。花期はあまり長くないので、お花見はお早めに!(写真2
2013.10.21更新   2013.11.11更新   2013.12.03更新
          
オキナワテイショウソウ
(キク科)
  赤穂のススキ(花)
(イネ科)
  アキノノゲシ
(キク科)
風車のような小さな白い花が森の中を可愛く飾っています。琉球列島から中国にかけて見る事が出来ます。
 
秋の風物詩のススキ。やんばるのあちこちにススキの穂が優しく風に揺られています。穂が赤いのはまだ花の状態だから。花から種に熟すと白くなるんですよ。
 
夏の終わりごろから冬の終わりにかけてタンポポのような小さな花が咲きます。日当たりのよい林道や草地で見る事が出来ます。東南アジア原産で、大昔、稲作と共に日本へやってきた帰化植物です。若い葉っぱは食べられるそうですよ。
2013.8.1更新   2013.9.4更新   2013.9.17更新
       
ベニアジサシ
(カモメ科)
  リュウキュウコクタン
(カキノキ科)
方言:クロキ、クルチ
  リュウキュウハギ
(マメ科)
くちばしと脚が鮮やかなオレンジ色をしたアジサシですが、ベニの名前の由来は胸の羽が薄桃色になるから。夏に繁殖するためにオーストラリアから遠路はるばるやって来ます。

 
山地性の植物ですが、庭木や街路樹としてよく植えられています。樹皮が黒いのが特徴。材は堅く、家の柱や三線の柄に使われる身近な木です。実は黄色へと熟していき、食べるとほんのり甘く、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、カラスまで食べにくる人気の実です。
 
“リュウキュウ”と名前が付いていますが、東南アジアや中国から渡来し、庭木や法面緑化として植えられ、自生しています。やんばるでも、林道沿いなど、開けて明るい場所に可愛いピンクの花を咲かせ、秋らしい雰囲気を演出しています。
2013.4.12更新   2013.5.14更新   2013.6.20更新
     
ユウコクラン
(ラン科)
  シリケンイモリとルリモントンボ
(イモリ科・モノサシトンボ科)
  エリグロアジサシ
(カモメ科)
日に日に冬鳥達の姿を見る事が少なくなってきました。森の中ではやんばるの留鳥たちがこれから巣作り子育てに大忙しです。そんな光景を林床に咲く花たちがひっそりと見守ります。
 
やんばるは早くも梅雨入りして連日雨が続きます。貴重な晴れ間に川沿いをお散歩すると、可愛い2ショットが撮れました。
 
6月14日に梅雨明けしたやんばる。キレイな青空と背景に美しいアジサシ達が海上を飛び回ります。子育ての為に南の国から渡ってくるアジサシ達は岩礁に巣をつくりますが、人が近づくと巣を放棄してしまう事もあります。海でのレジャーの際はご注意下さい。
         
2013.2.8更新   2013.3.4更新   2013.3.13更新
       
オオシロショウジョウバカマ
(ユリ科)
  チクシキヌラン
(ラン科)
  アマシバ
(ハイノキ科)
しっとりとした森の中、渓流沿いの水が浸み出す切り立った岩壁に咲く可愛らしい花です。徳之島から石垣・西表島にかけて分布する固有種。絶滅危惧U類に指定されています。いつまでもここに咲き続けてくれますように…。
 
ウフギー自然館の芝生に春の草花が顔を出し始めています。目線を落として良く見てみると小粒の小さな白いランの花が沢山咲いています。日当たりの良い草地をお散歩する際は探してみてくださいね。
 
春も近づくやんばるの森を歩くと、草花だけてなく、木々も小さな花を沢山つけているのに気づきます。中でもハイノキの仲間は華やかに小さな花をたわわにつけて私たちの目を楽しませてくれます。

最近のやんばる 〜フォトギャラリー〜 1・2・3  ※写真の無断転載はご遠慮下さい。

 

そのほか、職員撮影のオススメ・お気に入り写真などをご紹介。

   
ヒカゲヘゴ   キノボリトカゲ   センダンの木の花
やんばるの亜熱帯の森らしさを演出する、木のように大きくなるシダです。【通年】   森や人里のあちこちで見かけます。その名の通り、木登りが得意です。緑や茶色のものがいます。【通年】   薄紫のきれいな花がたくさん咲きます。ウフギー自然館の前にも植えられている木です。 【春】
   
フートー(フトモモ)の花
  オカヤドカリ   シークワーサーの花
白くふわふわとした可愛い花です。ウフギー自然館の前の奥間川沿いに植栽されています。【春】   海岸近くの陸にすむ、大きなヤドカリです。国指定天然記念物です。
【通年】
  食べたり果汁を利用する実が有名なシークワーサーですが、こんなに可憐な花が咲きます。大宜味村の花。【春】
   
森の新緑
  イジュの木の花
  ノボタンの花
イタジイを中心としたやんばるの森は常緑ですが、春の新芽が色とりどりに輝いて、1年で最もきれいな季節をむかえます。【春】   白く清楚な花が、山のあちこちで咲きます。ウフギー自然館のすぐ前の奥間の森もイジュの名所です。国頭村の花です。【梅雨】   紫の大ぶりのきれいな花を、地面近くで咲かせます。葉っぱの形もきれいで特徴的です。【初夏】
   
グンバイヒルガオ
  リュウキュウイノシシ
  マングローブ林
紫色の花が群落になって、浜辺を彩ります。風や波、塩分などの海沿いの環境に適応している植物です。【春〜夏】   やや小型なイノシシの亜種で、地元ではヤマシシと呼ばれます。この日はまだ大人になっていない2匹が仲良く林道沿いに出てきました。【通年】   川と海が出合う河口域に発達するヒルギ林(マングローブ)も、たくさんの生きものを育む場所です。東村・慶佐次(げさし)のヒルギ林は本島最大の規模です。【通年】

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