ウフギー自然館

最近のやんばる 〜フォトギャラリー〜   12 ・3

四季おりおりに入れ替わる風景や生きものたちをご紹介する、「最近のやんばる」に掲載した写真をこちらにストックしていきますのでご覧下さい。        ※写真の無断転載はご遠慮下さい。

2017.7.1更新   2017.8.15更新    
         
二股のオキナワトカゲ
(トカゲ科)
方言:アンダチャー
  オキナワオオサワガニ
(サワガニ科)
   
沖縄諸島の海岸林や耕作地で見られるトカゲ。若い個体は尾が美しい青い色をしています。稀に二股になっていて、沖縄では縁起が良いとされています。まるで人魚の尾ひれのようです。
 
沖縄島固有のサワガニで日本最大です。暖かい季節になると林道や森を横断する道をよく歩いている事があり、車に轢かれてしまう事も多いです。夜の運転もよんなーよんなーで気を付けましょう。
   
2017.3.29更新   2017.4.17更新   2017.5.22更新
         
リュウキュウマツの芽生え
(マツ科)
方言:マーチ、マチ
  オクラレルカ(園芸種)
(アヤメ科)
  ナミエガエル(やんばる固有種)
(ヌマガエル科)
方言:アタビー、ワクビチ
春を迎え、秋に落ちた種子から出る可愛いらしい芽生えがあちこちでみられるようになりました。リュウキュウマツは木目も美しく、古くから木材として利用されてきました。沖縄県の県木に選定されています。
 
葉を生け花用に出荷する為にターブク(田んぼ)に植えられていることが多いです。写真は国頭村ですが、大宜味村の喜如嘉が有名で一面の花畑が見られます。
  梅雨に入り、やんばるの森は雨の恵みと暑さでしっとりとしています。夜になると夏に繁殖する森のカエル達の元気な声が聞こえてきます。ナミエガエルは低く、くぐもった声で”グォッグォッグォっと鳴きます。
2016.12.20更新   2017.1.14更新   2017.2.10更新
         
ミドリスズメの幼虫
(スズメガ科)
  クロガネモチ
(モチノキ科)
方言: サーバムッチヤガラ
  イダジイの芽生え
(ブナ科)
食草はクワズイモ。食べられないから“食わずイモ”なのですが、この種の幼虫にとってはごちそうなようで、ムシャムシャと美味しそうに食べます。幼虫は緑と茶色の2タイプ。名前の緑は成虫の色が由来です。頭の後ろの目玉模様で天敵を驚かせます。
 
今年は当たり年なのか、真っ赤に燃えるような実をたわわにつけた木を良く見かけます。関東〜先島諸島にかけて生育する常緑高木で、庭木として植えられていることもあります。樹皮からトリモチが採れます。
 
寒さがまだまだ続く2月。もうすぐそこまで春が来ているのが分かるのか、秋に落ちたシイノミ達から可愛らしい芽が出てきていました。2月後半には新緑が始まって、いよいよ春の到来です。
2016.9.2更新   2016.10.11更新   2016.11.29更新
     
イヌビワとアシナガキアリ
(クワ科・アリ科)
  オオシマゼミ
(セミ科)
  サトウキビの穂
(イネ科)
方言:ウージ
イヌビワはガジュマルやイチジクの仲間。雌株の完熟した実は巨峰の粒のように黒くて艶やか。中でも実の入り口から水あめのような蜜が溢れた実は甘くてとても美味しいです。アシナガキアリにとってもごちそうの様で美味しそうに飲んでいます。
 
9月の中旬から、オオシマゼミのケーンケーンという金属音のような独特な鳴き声が、やんばるの森中から聞こえてきます。沖縄島では山がある中北部でしかこの声を聞くことが出来ません。ツクツクボウシの仲間の中で日本最大です。
 
11月中旬からミーニシが強く吹き始め、沖縄もだいぶ涼しくなってきました。寒くなって来ると黒糖の原料のサトウキビの穂が白くフワフワと風になびく様子が見られるようになります。後ろの森ではセンダンの実が黄色く熟して、すっかり秋の景色になりました。
2016.4.26更新   2016.5.25更新   2016.6.25更新
         
モンキアゲハ
(アゲハチョウ科)
  オキナワウスカワマイマイ
(オナジマイマイ科)
方言:ハルチンナン
  ヨツメオサゾウムシ
(オサゾウムシ科)
春の新緑の後は、柔らかい若葉をごちそうにする色々な種類のイモムシが見られるようになります。カラスザンショウウの葉っぱが大好物なモンキアゲハの幼虫は天敵が来ると赤い肉角のにゅーっと出して独特な匂いで追い払います。正面からみたらまるで赤いヒゲみたい!?
 
梅雨に入り、しっとり潤った森で元気な姿を見せてくれるカタツムリ。沖縄で一番身近なカタツムリのオキナワウスカワマイマイは、畑や民家の周りでも見る事ができます。殻の色は赤茶色〜までバリエーションが豊富。雨の日のお散歩でお気に入りの子を探してみて下さい。
 
黒いつぶらな瞳と、象の鼻のように細長い口をもっているゾウムシの仲間。背中に黒い点が四つあるのヨツメと言う名前がついています。山や森になっているところでアオノクマタケランやゲットウの仲間の葉っぱを食べます。
2016.2.21更新   2016.3.07更新   2016.3.22更新
         
ブクリョウサイ
(キク科)
  センダン
(センダン科)
  アサギマダラ
(タテハチョウ科)
暖かくなるとたくさんの可愛い草花が見られるようになります。丸いボンボリを集めたような不思議な花をつけるのはブクリョウサイ。本州の南側から琉球列島にかけて分布しています。
 
3月に入り、外の空気がますます暖かくなってきました。センターの前に生えているセンダンの冬芽もほころび始めてきました。若葉と一緒に出てきているツブツブは蕾です。もうすぐ本格的な春の到来ですね。
 
渡りをする蝶として有名なアサギマダラ。夏から冬にかけて北海道から台湾へ南下し、春になると産卵・羽化を繰り返しながらまた北へ移動していきます。暖かく晴れた日にはセンダングサやカッコウアザミなどで吸蜜しています。

最近のやんばる 〜フォトギャラリー〜 12・3  ※写真の無断転載はご遠慮下さい。

 

そのほか、職員撮影のオススメ・お気に入り写真などをご紹介。

   
ヒカゲヘゴ   キノボリトカゲ   センダンの木の花
やんばるの亜熱帯の森らしさを演出する、木のように大きくなるシダです。【通年】   森や人里のあちこちで見かけます。その名の通り、木登りが得意です。緑や茶色のものがいます。【通年】   薄紫のきれいな花がたくさん咲きます。ウフギー自然館の前にも植えられている木です。 【春】
   
フートー(フトモモ)の花
  オカヤドカリ   シークワーサーの花
白くふわふわとした可愛い花です。ウフギー自然館の前の奥間川沿いに植栽されています。【春】   海岸近くの陸にすむ、大きなヤドカリです。国指定天然記念物です。
【通年】
  食べたり果汁を利用する実が有名なシークワーサーですが、こんなに可憐な花が咲きます。大宜味村の花。【春】
   
森の新緑
  イジュの木の花
  ノボタンの花
イタジイを中心としたやんばるの森は常緑ですが、春の新芽が色とりどりに輝いて、1年で最もきれいな季節をむかえます。【春】   白く清楚な花が、山のあちこちで咲きます。ウフギー自然館のすぐ前の奥間の森もイジュの名所です。国頭村の花です。【梅雨】   紫の大ぶりのきれいな花を、地面近くで咲かせます。葉っぱの形もきれいで特徴的です。【初夏】
   
グンバイヒルガオ
  リュウキュウイノシシ
  マングローブ林
紫色の花が群落になって、浜辺を彩ります。風や波、塩分などの海沿いの環境に適応している植物です。【春〜夏】   やや小型なイノシシの亜種で、地元ではヤマシシと呼ばれます。この日はまだ大人になっていない2匹が仲良く林道沿いに出てきました。【通年】   川と海が出合う河口域に発達するヒルギ林(マングローブ)も、たくさんの生きものを育む場所です。東村・慶佐次(げさし)のヒルギ林は本島最大の規模です。【通年】

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