ウフギー自然館

    
世界遺産候補地としての琉球諸島

やんばる地域を含む琉球諸島は、平成15年に環境省及び林野庁により設置された「世界自然遺産候補地に関する検討会」において、世界遺産条約に定める条件を満たす可能性が高いと評価され、世界自然遺産推薦候補地の一つに選定されています。
世界遺産とは、人類共通のかけがえのない財産として、将来の世代に引き継いでいくべき宝物として「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約、1972 年にユネスコ総会で採択)に基づき、登録されるものです。世界遺産には 、文化遺産と自然遺産があり、自然遺産に登録されるためには4つの評 価基準「地形・地質」「生態系」「自然景観」「生物多様性」のいずれかを満たす必要があります。

やんばる地域を含む琉球弧の島々は、大陸との分離・結合を繰り返した地史を反映した、大陸島における生物の侵入と隔離による種分化の過程を明白に表す顕著な見本であることや、多くの国際的希少種の生息・生育地となっている他、多くの固有種が見られ、世界的に見ても生物多様性保全上重要な地域となっていることから、遺産登録推薦を目指す取り組みが進められています。

やんばる地域を含む琉球諸島が世界自然遺産候補地として推薦されるためには、現時点では十分でない法的な保護措置などを充実させる必要があるとされており、ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコなどの希少種の保護施策や、マングースなどの外来種対策の着実な実施、法的な保護区域の設定(国立公園化など)の取組などを進めていくことが重要です。

琉球孤自然フォーラム

環境省では、琉球諸島の世界自然遺産登録を視野に入れ、豊かな自然を引き継ぐことの重要性を広く知らせるために平成18年度から琉球弧自然フォーラムを開催しています。 このフォーラムでは、世界自然遺産の登録候補地となっている琉球弧の各地域で開催することにより、地域に住んでいる方々にそれぞれの地域の自然の価値の高さを伝えるとともに、琉球弧の中核地域である奄美、やんばる、西表の各地域の関係者の交流を図って います。

平成21年度の琉球弧自然フォーラムは、やんばる地域(国頭村)で開催しました。奄美、西表、やんばるの各地域からの発表者が、それぞれの地域の自然を紹介し互いに自慢をしながら、琉球弧の島々の違いや共通点などについても考えました。

◆平成21年度(やんばる)
日時:平成22年2月6日(土) 14:00〜17:00
場所:沖縄県国頭村ふれあいセンター

◆平成20年度(奄美)
日時:平成21年1月31日(土) 14:00〜17:15
場所:鹿児島県奄美市名瀬 奄美観光ホテル

◆平成19年度(西表)
日時:平成20年1月26日(土) 13:00〜16:00
場所:竹富町(西表島大原) 竹富町離島振興総合センター

◆平成18年度(沖縄県)
日時:平成19年3月10日(土) 13:00〜17:30
場所:宜野湾市 健康文化村カルチャーリゾート フェストーネ
内容:http://kyushu.env.go.jp/naha/nature/mat/data/m_1_7/ref_01.pdf

より詳しく知るための関連サイト

日本の世界自然遺産(環境省のページ)
世界遺産について(沖縄県自然保護課のページ)